学校の課外学習に参加し負傷、弁護士が主催者側と交渉し損害賠償金を得た事例

 

  Aさんは夏休みに学校から紹介された課外実習に参加しました。実習時に指導員の指示に従って行動したところ腰椎圧迫骨折の傷害を負いました

  この事故でAさんは3か月入院し、1年後に症状固定しましたが、11級の後遺症が認定されました。Aさんは事故後の4ヶ月を入院や治療に費やし、退院後も運動ができないなどの不自由な生活を余儀なくさせられました。

  Aさんのご両親は、症状固定後の主催者との損害賠償請求についてどのように進めたらよいかを知るために、当事務所を訪問し弁護士に相談されました。弁護士と面談後、ご両親はこの件の解決を弁護士に委任されました

 

  弁護士は、直ちに損害賠償金を算定し主催者に請求しました。相手方も弁護士に交渉を委任したので、以後は弁護士同士の交渉になりました。

  Aさんは学生なので、後遺症による逸失利益算定の期間が50年という長期間になり、逸失利益も大きくなりました

  学生のような未就業者の逸失利益は、学歴別の平均給与を当てはめて算定しますが、大卒と高卒では大きな差があります。Aさんは進学校に在籍していることや進学が予定されていることから、逸失利益算定に大卒の平均給与を適用することを認めさせました

  その他過失割合も争点になりましたが、弁護士は粘り強く相手方と交渉し、事故から1年8か月後に双方が合意し和解が成立しました。

 

  学生が学校が関連する行事に参加して怪我をすることは稀ではありません。通常の場合、学校や行事の主催者は傷害保険に加入しているので、被害者は損害賠償としての保険金を受け取れるはずです。

  しかし、損害賠償額が高額になると、相手側は交渉を弁護士に委任し責任の範囲を小さくしようとしますこのような場合、個人で相手方弁護士と渡り合って交渉をするのは労力が必要であり、大きなストレスを受けます

 

  弁護士は、過去の判例やこれまでの経験に基づき、委任者にとって最も良い結果が得られるような解決案を見出し、相手方と交渉し解決してゆきます

 

 

© 2011 高の原法律事務所(奈良弁護士会所属) All Rights Reserved. 奈良市右京1丁目4番地サンタウンプラザひまわり館3階 (高の原駅徒歩2分)