妻が不倫。弁護士が相手方弁護士と交渉し、損害賠償金を得た事例

 

  Aさんはふとした機会に妻の携帯を見て、妻が不倫していることに気が付きました。Aさんが妻を追求すると、半年前に知り合った男性と不倫関係になっていることがわかりました。

 

  Aさんは、事実を知ってから妻と何度も話し合いました。妻は相手との関係を絶つと約束したので、Aさんは子供も小さいことから離婚を避けたいと思いました。

 

  Aさんは妻の相手が許せなかったので、相手方と面会して、今後一切妻と会わないことや、慰謝料の支払いも約束させようとしました。Aさんは相手方との交渉において手抜かりがないように、ホームページで当事務所を調べ、弁護士のアドバイスを求めて来所されました。

 

 

  Aさんは、弁護士のアドバイスを受けて相手方との交渉に臨み、自分の意見を伝えました。相手方も、不倫のことを妻に隠していたので、ことが大きくなることを恐れ、今後Aさんの妻に会わず、連絡を取らないと約束しました。慰謝料については自分からAさんに提案すると約束しました。

  その後、相手方が委任した弁護士からこの事案を受任したので、今後の交渉は弁護士を通じて行うとの連絡がありました。Aさんは、相手が弁護士をたてたので、自分で交渉するのは荷が重いと考えて、当事務所の弁護士に今後の交渉を委任されました。

 

 

  弁護士は、直ちに相手方弁護士に連絡し交渉を開始しました。

  当初相手方の提示してきた金額と、Aさんの希望する金額とはかなりの差がありました。弁護士は、Aさんの希望に添うべく交渉をしましたが、両者の主張が最後まで平行線をたどり、裁判になった場合、このことが相手方の妻に知れてしまいます。この場合、相手方の妻がAさんの妻に損害賠償請求を行うことも想定されます。Aさんは、妻が精神的な打撃を受け、家庭を再建する妨げになることを恐れられました。

  弁護士は、Aさんと相手方が交渉で合意できるギリギリの金額を探り、何度も相手方の弁護士と交渉し、最終的に合意に至りました。

 

  弁護士は、両者が合意した事項を纏め合意書を作成し、弁護士と相手方弁護士が署名・捺印しました。

  弁護士に委任することにより、Aさんは納得できる慰謝料を獲得し、家庭を再建する第一歩をスタートされました。

 

*お互いが既婚者である男女が不倫した場合、それぞれの配偶者は配偶者の不倫相手に損害賠償を請求する権利があります。双方の夫婦が離婚しない場合、損害賠償金が2つの家庭の間を行ったり来たりする結果になることもあり得ます。

 

 

 

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