• HOME
  • 破産の解決事例
  • マンションで水漏れ。保険以外のお金を要求をされたのを弁護士が交渉で解決した事例

マンションで水漏れ。保険以外のお金を要求をされたのを弁護士が交渉で解決した事例

Aさんは居住するマンションでうっかりして洗面台の水栓を閉め忘れて外出しました。溢れた水が階下に流れ、下階の2戸の住宅の建物や家財に被害を与えました。損害は、マンションの管理組合として加入している保険で処理することになっていました。保険の手続きが完全に終わる前にAさんは転居しましたが、被害者の方にお詫びの気持ちとしての見舞金を3万円程度は支払いたいと考えていました。
 
ところがある日、転居先に被害者の一人から、自分の実質の損害と保険会社から受け取る保険金の差額を支払って欲しい
という内容の手紙が届きました。自分の計算での損害額180万円余りと保険会社の査定金額100万円では80万円以上の差があるので、その差額をAさんに支払って欲しいというのです。金額の大きさに驚いたAさんは、弁護士に相談に来られました。 
 
弁護士は、保険会社から資料を取り寄せチェックしましたが、被害者が申告した損害額は新品を想定しており、一方査定による保険金は使用年月を考慮した現在価値で、保険会社の査定額については妥当と判断しました。
そして、Aさんは被害を与えたことについての道義的責任は感じているので、お詫びの気持ちとして3万円のお見舞金を支払いたいという申し出をしました。
 
相手は、最初は頑なでしたが、弁護士が保険会社の査定の正当性について丁寧に説明したので、最終的には納得して査定通りの内容で合意書に署名し、Aさんからのお見舞い金を受け取ることに同意しました。
 
Aさんは、最初夜も寝られないほど心配し、体調を崩しかけていたのですが、弁護士が粘り強く交渉して、本人が当初から被害者に渡そうとしていた見舞金の範囲内でこの件が治まったので、非常に喜んでおられました。

© 2011 高の原法律事務所(奈良弁護士会所属) All Rights Reserved. 奈良市右京1丁目4番地サンタウンプラザひまわり館3階 (高の原駅徒歩2分)